自宅の屋根・外壁の塗装を検討中の方はチョットお待ちください。

屋根や外壁の塗装工事をする時期は、実は屋根・外壁の点検のチャンスなのです。

屋根・外壁に使用される素材の劣化やその下地の不具合に気づかぬまま塗装工事にかかると、その不具合いの進行次第では再度工事が必要となります。

一般的な住宅では、再塗装が必要となってくる時期は大体築後１０年前後の頃です。

築１０年前後の住宅は、材齢の劣化や材料の組み合わせにキシミが出るなど、点検に丁度いい時期でもあります。一般に屋根・外壁の点検となると足場工事を必要としますが、その足場工事というのは高額で結構な金額がかかります。

でも、塗装工事をするときは足場工事があるので、この機会に点検をすれば、時期的な面からもタイミングが良く、金額面でも大助かりとなります。

更に屋根・外壁の点検は単に瓦・サイディング或いはモルタル塗り又はタイル張りといった素材の表面的なチェックだけではありません。屋根であれば下地材のルーフィング、下地の野地板やタルキのチェック。外壁であれば、防湿シート、下地木材の間柱、胴縁など多面的にわたります。

更には、サッシ廻り、雨樋、外壁と【庇・ベランダ・１階屋根・ポーチ屋根】のそれぞれの取合い箇所の点検も必要となります。こういった場所が一番の漏水箇所であり、また一番痛みやすいところでもあります。

こういった異なる材料・異なる職種の関わる箇所の点検は、建築構造の知識を必要とします。外観に見られる現象でその原因を推測し、対策を講じられるのは、その箇所の構造・仕組みに熟知している建築技術者のみであります。

こういった、表面の現象を見て内部の状況を把握できるのは、建築技術者だけです。

ある日突然【外壁が下地の木材ごと剥がれ落ちた】・【屋根が天井に落ちてきた】などこれまで多くの家を見てきました。被害が起きる前に対策を打てるのが私たちの強みです。

屋根・外壁の塗装工事の検討に入ったら屋根・外壁の現況を調査し、問題が無かったら塗装工事に進みませんか？

尚、一般に建物の現況調査は無料です。