道路から玄関に入る階段の改修工事が完了しました。
道路から玄関に入るところに段差があり、その段差を３段で上がるのですが、階段幅も狭くて大変でした。
そもそも工事の発端は、この家の浴室改修工事の打合せで訪問したことに始まりました。
住所を確認してお家を訪ねました。
ところが玄関に上がる為には、狭くて、段差の急な階段を上らなければなりません。
｢これはキツいな｣と思いながら玄関にたどり着きました。
訪問して、奥様にお目にかかると、お年を召されたご婦人でした。
要介護２との事でした。
お話が一段落したところで、玄関前の階段に話が変わりました。
玄関に入る階段がきつくて大変だったのですが、玄関前の階段で困ったことはありませんか？と、お聞きしました。
その問に、私も｢転んで、あの階段から道路に落ちたのよ｣と、道路に落ちた話になりました。
玄関を出たところでつまずいて転び、つかむ物がなく、そのまま落ちたそうです。
その時腰を打ち、居間でも病院に通院しているそうです。
介護保険で工事申請したら、１割の本人負担で階段が出来るので、その説明をしました。
住環境コーディネーターの資格で、工事申請から工事完了まで、全ての書類を作成できるので、結局、本題の相談の前に、急きょ階段改修の打合せをすることになりました。
階段は安全にそして安心して昇れる段差にして、手摺も取り付けてゆったりと出来る階段を造ることになりました。
段差は２０㎝より低くし、階段幅は８０㎝とゆったりした階段となりました。
奥様にも大変喜ばれる階段となりました。